四季にわたって野鳥や花に満ち溢れた山野をたどる「探鳥の山旅」紀行六十編。ヘッドランプ点けて早朝の山道を行くとき、早くも鳴き出すシジュウカラやホオジロ、苦しい登りで一休みしたときに聞こえてくるコマドリやオオルリ、高原のカッコウやウグイスなどの心が洗われる鳥たちのさえずり、ささやきを聴き、振る舞いを目にすると元気づけられ、山歩きが楽しくなってくる。自然に親しむ山歩きをしたい人に贈る一冊。(野鳥のイラスト32点掲載)
1941年、東京湯島生れ。中央大学法学部法律学科卒。中学生の頃から奥多摩、富士山麓に野鳥を求めて探鳥の山歩きを始める。以来60年余、野鳥と共に全国各地の山野を遍歴、現在に至る。三郷市在住。
[所属]中央大学ワンダーフォーゲル部OB会、日本野鳥の会 バードウオッチング案内人
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