職場の山岳会でリーダーを務めた平成17年~20年の印象深い登山を紀行文に綴る。山頂に立つだけが目的でなく、往復コースをとらずに縦走して山と高原を歩く過程に意味があると述べている。百名山から静かな低山までバラエティに富んでいる。著者の持つ知識の深さと語彙の豊富さからくる表現力により、読む人に自らが歩いているような気持ちを抱かせてくれる。
昭和26年生れ。埼玉県さいたま市在住。
平成23年春に地方団体を定年退職後、研修所講師として勤務。
趣味は登山・ハイキングと郷土・歴史資料館めぐり。
[著書]
『まほろばの山と高原』(白山書房 2013年)
『続々 まほろばの山と高原』(白山書房 2021年)
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