還暦山行でヒマラヤのランタン谷へトレッキングへ出かけ、高山病をおして四千メートルの高所体験をし、また、葬列に出くわして「生きている世界」と「死後の世界」がそれほどかけ離れていないのを目の当たりにする。
1939年、埼玉県川島町生まれ。東京教育大学(現筑波大学)農学部卒、埼玉県職員となり、研究者として試験研究機構に37年間勤務、専門は食品微生物(農学博士)、定年後埼玉大学地域共同研究センター客員教授。1990年12月より1996年3月まで奥秩父雁峠山荘の管理を引き受け再建にあたる。「山の本」(白山書房)のコラムに「雁峠だより」を創刊号より十五号まで執筆。環境省自然公園指導員。
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